約 784,109 件
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1420.html
信長の野望 天翔記 機種:PC98, DOS/V, FMT, Mac, PC, SFC, SS, PS, PSP, Mob, PSV 作曲者:菅野よう子 開発・発売元:光栄 発売年:1994年(PC98) 概要 「信長の野望」シリーズの第6作目。 難易度の高さやテンポの良さからシリーズの中でも特に評価の高い一作。 シリーズで菅野よう子女史が楽曲を手がけた サウンドウェアが発売されたのは本作が最後となった。 新規BGMの他に過去作からのアレンジ曲が多く使用されているが、機種によって曲や使用場面が異なっている。 (前作:信長の野望 覇王伝 次作:信長の野望 将星録) 収録曲 ゲーム音源 No.(FMT) No.(SS) 曲名(PC98) 曲名(FMT) 曲名(SS) 使用場面 備考 順位 OP OP オープニング オープニング 乱世の鷹 オープニング オープニング163位(SS) 25 初期設定 初期設定 初期設定(SS以外) 全国版「OVERTURE~信長の野望~」のアレンジ曲 和風321位 06 06 東北地方 北海道・東北 伊達政宗のテーマ 東北地方(SFC以外) 覇王伝のアレンジ曲 07 07 関東地方 関東地方 遠野 関東地方/東北地方(SFC) 08 08 東海地方 東海地方 春濤 東海地方 プロコフィエフ作曲『ロメオとジュリエッタ』「騎士たちの踊り」に似ている 09 09 甲信地方 甲信地方 甲斐の虎 甲信地方 武将風雲録のアレンジ曲FMTでは「上の巻」、SSでは「上の巻~下の巻」、それ以外は「下の巻」のアレンジ 第2回マイナーレトロ159位第12回447位 10 北陸地方 北陸地方 北陸地方(SS以外) 武将風雲録「毘の旗幟 上の巻」のアレンジ曲 10 狼煙 北陸地方(SS) 武将風雲録「風雅」「狼煙」のアレンジ曲 第2回291位和風348位 11 11 近畿地方 近畿地方 湖上の弓月 近畿地方 12 12 山陰地方 山陰地方 雲の路 山陰地方 13 山陽地方 山陽地方 山陽地方(PC98・FMT・SFC) 武将風雲録「野戦・毛利」のアレンジ曲 13 毛利元就のテーマ 山陽地方(SS・PS) 覇王伝のアレンジ曲 14 23 四国地方 四国地方 花菜風 四国地方(SS以外)/初期設定(SS) 14 戦雲~覇者への道~野戦 四国地方(SS) 作曲:山本光男戦国群雄伝のアレンジ曲 15 15 九州地方 九州地方 九州地方のテーマ 九州地方 16 30 海外貿易港 貿易可能港 北条氏康のテーマ 海外貿易港(PS以外) 覇王伝のアレンジ曲 17 安土城 安土城 安土城(SS以外) 戦国群雄伝「信長・メイン」(天魔鬼神 上の巻)のアレンジ曲 31 現世夢幻 安土城(SS) 全国版のアレンジ曲 第5回782位 18 16 戦争コマンド 戦前・戦後 月下の陣 戦争コマンド 20 19 戦争・春 戦争 春 夏疾風 戦争・春/戦争・冬(SS) 夏疾風(サウンドウェア後半) 21 戦争・夏 戦争 夏 戦争・夏(SS以外) 夏疾風(サウンドウェア前半) 22 戦争・秋 戦争 秋 戦争・秋(SS以外) 23 戦争・冬 戦争 冬 戦争・冬(SS以外) 24 21 戦争・信長 信長出陣 破軍 戦争・信長(SS以外)戦争・秋(SS)/本能寺の変(SS) 覇王伝「特殊野戦場」のアレンジ曲 31 22 戦争・名将 イベント 3 虎口の城 戦争・名将(SS以外)/戦争・信長(SS) 武将風雲録のアレンジ曲 27 比叡山燃ゆ 戦争・名将(SS) 全国版のアレンジ曲 19 18 戦争・緊迫 戦闘 残り5ターン 暉映の戦場 戦争・緊迫/戦争・夏(SS) 第15回850位(SS)マイナーゲーム170位(SS) 32 28 ファンファーレ 戦闘・勝利 勝利 賛歌 戦闘勝利 全国版のアレンジ曲 33 29 ファンファーレ 戦闘・敗退 敗北 敗北テーマ 戦闘敗北 覇王伝「敗北のファンファーレ」のアレンジ曲 26 講義コマンド 教育 講義 講義コマンド(PC98・FMT・SFC) 34 ファンファーレ 披露・太鼓 お披露目太鼓 披露・太鼓(PC98・FMT・SFC) 27 25 披露コマンド 教育 披露 風蘭 披露コマンド 04 04 ファンファーレ 披露・茶会 ファンファーレ 3 茶会ファンファーレ 披露・茶会(PC98・FMT)披露・問答(SS) 全国版「全国統一」のアレンジ曲 02 02 ファンファーレ 披露・御前試合 ファンファーレ 1 御前試合ファンファーレ 披露・御前試合(PC98・FMT)披露・茶会(SS) 作曲:山本光男戦国群雄伝「勝利」のアレンジ曲 03 03 ファンファーレ 披露・問答 ファンファーレ 2 勝利ファンファーレ 披露・問答(SS以外)披露・御前試合(SS・PS)披露・茶会/全国統一(SFC・PS) 武将風雲録「勝利」のアレンジ曲 28 32 外交コマンド 外交 外交テーマ 外交コマンド 30 26 環境コマンド イベント 2 いにしえの瞳 環境コマンド(PC98・FMT・SS) 戦国群雄伝のアレンジ曲 29 本能寺の変 イベント 1 本能寺の変(SS以外) 戦国群雄伝「怨狼の牙」のアレンジ曲 05 05 死亡・滅亡 死亡・滅亡 陰影 死亡・滅亡 武将風雲録のアレンジ曲PC・HDではジングルで流れる 01 01 ファンファーレ 全国統一 小エンディング 全国統一ファンファーレ 全国統一(PC98・FMT・SS) ED ED エンディング エンディング 夢幻の彼方 エンディング サウンドウェア No. 曲名 使用場面(withサウンドウェア・PC・HD) 備考 順位 01 Opening 乱世の鷹 オープニング 02 遠野 関東地方/東北地方 03 湖上の弓月 近畿地方/外交コマンド 04 夏疾風 戦争・春/戦争・冬 「戦争・夏」「戦争・春」のアレンジ曲 パソコンゲーム160位(PC) 05 春濤 東海地方/甲信地方/北陸地方 06 覇王組曲-Warsaw Edition- 戦争・信長/戦争・名将/戦争・秋/本能寺の変/初期設定 覇王伝「覇王序章」「破軍」(「支城での合戦」「本城での合戦」「特殊野戦場」)のアレンジ曲 07 雲の路 山陰地方/山陽地方/環境コマンド 08 風蘭 披露コマンド/講義コマンド/海外貿易港 09 花菜風 四国地方/九州地方 10 月下の陣 戦争コマンド/安土城/披露・(茶会/御前試合/問答)/全国統一 11 暉映の戦場 戦争・緊迫/戦争・夏 パソコンゲーム106位(PC) 12 Ending 夢幻の彼方 エンディング 13 遠い青色 各種イベント イメージソング作詞・歌:新居昭乃 サウンドトラック 信長の野望・天翔記 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるサウンドウェア。Windows版・HD版の音源はこちらが使われている。 信長の野望 サウンド・ヒストリー サウンドウェアから「乱世の鷹」と「覇王組曲-Warsaw Edition-」を収録。 信長の野望 30周年記念 オリジナル・サウンドトラック 「信長の野望」30周年謝恩キャンペーンパック 同梱 『信長の野望 天道 with パワーアップキット』の記念版サウンドトラック。サウンドウェアから「乱世の鷹」を収録。 信長の野望 30周年記念CD-BOX Disc5にサウンドウェア音源を収録。 「信長の野望」30周年記念コンサート 神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏による「乱世の鷹」を収録。
https://w.atwiki.jp/nolnol/pages/114.html
著作物利用規約 『信長の野望 Online』著作物利用規約 『信長の野望 Online』著作物利用規約(以下「本規約」といいます)は、株式会社コーエーが開発したゲームソフト『信長の野望 Online』(以下「本ゲーム」といいます)の画像(以下「ゲーム画像」といいます)をご利用いただく際の条件を示しています。 また、本規約は株式会社コーエーまたはその関連会社(以下「当社」といいます)が提供するネットワークサービスの一部です。したがいまして、ゲーム画像をご利用いただく際には、コーエーネットワーク利用規約(以下「ネットワーク規約」といいます)についても必ず遵守してください。本規約に明示されていない事項であっても、ゲーム画像のご利用にあたっては、ネットワーク規約に定める内容が適用されます。 ゲーム画像の使用許諾当社は、本ゲームの有効なアカウントをお持ちの方(※)に対して、この方が個人として開設および運営しているホームページであり、且つ非営利を目的として運営しているホームページでのみ、ゲーム画像を掲載および転載することを許諾します。 ※ 「有効なアカウント」とは、本ゲームのオンラインプレイが可能であり、且つ本ゲームの関連サービスを受けることが可能な状態にあるアカウントを意味します。 掲載および転載できることができるゲーム画像上記1に基づき、掲載および転載することができるゲーム画像は、次の内容です。 本ゲームご利用時のゲーム画面(以下「スクリーンショット」といいます) 。 ゲーム画像ご利用にあたっての付帯条件ゲーム画像の掲載および転載にあたっては、以下の事項をご承諾の上、これを遵守してください。 スクリーンショットについて--画像の加工に関して以下の条件のみ認めます。---拡大・縮小・トリミング---保存形式及び圧縮率の変更---キャラクター名、チャットログ、吹き出しの文字部分などへの、単色矩形図形でのマスク処理とモザイク処理 ※上記以外の「重ね合わせ」「透過処理」「画像の連結」「画像の回転」「アニメーション」「文字の書き込み」などの変更、修正、加工を行わないで下さい。ただし、HTMLやCSSなどの機能を利用したスクリプト処理による効果について、直接ゲーム画像に加工が加えられていないことを確認できる場合のみ、これを認めるものとします。--ゲーム画像をホームページに掲載および転載した際には、ホームページのトップページに、以下の表記を必ず明示して下さい。1. 「『信長の野望 Online』に関わる著作権、その他一切の知的財産権は、株式会社コーエーに帰属します。」または、「 (C)2004 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.」2. このホームページに掲載している『信長の野望 Online』の画像は、『信長の野望 Online』の有効なアカウントをお持ちのユーザーのみに株式会社コーエーが使用許諾を行ったものです。--ゲーム画像を、本ゲームの有効なアカウントをお持ちでない方へ配布や譲渡することはできません。--ゲーム画像を掲載および転載するホームページの内容が、ネットワーク規約の項目15「禁止事項」に該当する内容を含まないようにお願いします。--ゲーム画像のご利用にあたって、お客様同士で何等かのクレーム等が発生された場合には、ネットワーク規約の項目8「ユーザーの自己責任の原則」に従って、お客様同士にて、円満に解決いただくようお願いします。 その他-- 上記3記載の条件を満たしている場合であっても、当社が合理的な理由をもって不適当であると判断した場合には、ゲーム画像を掲載および転載したホームページの修正をお願いする場合があります。--本規約の内容は、当社により随時追加および修正される場合があります。この場合には、最新の内容をお守りください。 (C)2004 KOEI Co., Ltd./KOEI NET Co., Ltd. All rights reserved.
https://w.atwiki.jp/nolnol/pages/113.html
イベント 登録ユーザー10万人突破&<飛龍の章>発売記念イベント『信長の野望 Online』大感謝祭 公式サイト 第一回2004.11.17〜2004.12.14 第二回2004.12.15〜2005.01.26 ゲーム内で茶店娘に話しかけてアンケートに答えると、抽選で本物のコシヒカリが送られてくるイベント。 関連アイテム 真珠米 飛龍記念ケーキ 飛龍記念餅
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/3659.html
信長の野望・蒼天録 メーカー コーエー 発売日 2002年6月28日 対応機種 PC.PS2 歴史シミュレーション信長の野望 シリーズ??の10作目 信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット 2003年2月14日 PC.PS2.PSP 後に追加シナリオ等を加えたPK(パワーアップキット)と それの同梱版も発売された な行 パソコン プレイステーションポータプル な行~ プレイステーション2 PR 信長の野望蒼天録パワーアップキット攻略全書 パソコン版対応
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/252.html
【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 信長の野望 武将風雲録 タイトル 信長の野望 武将風雲録 機種 ファミリーコンピュータ 型番 KOE-IZ ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1991-12-21 価格 11800円 タイトル 信長の野望 武将風雲録 with サウンドウェア 機種 ファミリーコンピュータ 型番 KOE-IZ ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1991-12-21 価格 14200円 【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 SUPER 信長の野望 武将風雲録 タイトル SUPER 信長の野望 武将風雲録 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-IZ ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1991-12-21 価格 11800円(税別) タイトル SUPER 信長の野望 武将風雲録 with サウンドウェア 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-IZ ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1991-12-21 価格 14200円(税別) 【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 信長の野望 武将風雲録 タイトル 信長の野望 武将風雲録 機種 プレイステーション 型番 SLPM-86174 ジャンル シミュレーション 発売元 コーエー 発売日 1999-2-18 価格 5800円(税別) タイトル 信長の野望 武将風雲録 コーエー定番シリーズ 機種 プレイステーション 型番 SLPM-86606 ジャンル シミュレーション 発売元 コーエー 発売日 2000-8-3 価格 1980円(税別) 【TOP】【←prev】【MEGA DRIVE】【next→】 信長の野望 武将風雲録 タイトル 信長の野望 武将風雲録 機種 メガドライブ 型番 T-76013 ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1991-12-20 価格 11800円(税別) タイトル 信長の野望 武将風雲録 with サウンドウェア 機種 メガドライブ 型番 T-76033 ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1991-12-20 価格 14200円(税別) 【TOP】【←prev】【SUPER CD-ROM²】【next→】 信長の野望 武将風雲録 タイトル 信長の野望 武将風雲録 機種 SUPER CD-ROM² 型番 KOCD2001 ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1993-2-27 価格 9800円(税別) タイトル 信長の野望 武将風雲録 with セーブくん 機種 SUPER CD-ROM² 型番 KOCD2001 ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1993-2-27 価格 13800円(税別) 【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 信長の野望 タイトル 信長の野望 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-ANBJ ジャンル シミュレーション 発売元 コーエー 発売日 2001-9-28 価格 6800円(税別) 信長の野望 関連 Console Game FC 信長の野望 全国版 信長の野望 戦国群雄伝 信長の野望 武将風雲録 MD 信長の野望 全国版 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 覇王伝 SCD-R 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 全国版 MCD 信長の野望 覇王伝 3DO 信長の野望 覇王伝 SFC SUPER 信長の野望 全国版 SUPER 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 覇王伝 信長の野望 天翔記 SS 信長の野望 天翔記 信長の野望 リターンズ 信長の野望 バリューセットシリーズ 信長の野望 天翔記 with パワーアップキット 信長の野望 将星録 信長の野望 戦国群雄伝 PS 信長の野望 覇王伝 信長の野望 天翔記 信長の野望 リターンズ 信長の野望 天翔記 with パワーアップキット 信長の野望 将星録 信長の野望 全国版 信長の野望 戦国群雄伝 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 将星録 with パワーアップキット 信長の野望 烈風伝 信長の野望 烈風伝 with パワーアップキット コーエー2002 SPRING PACK 三國志 VII 信長の野望 烈風伝 with パワーアップキット DC 信長の野望 将星録 with パワーアップキット 信長の野望 烈風伝 Wii 信長の野望 革新 with パワーアップキット 信長の野望 革新 with パワーアップキット&三國志 11 with パワーアップキット ツインパック Handheld Game GB 信長の野望 ゲームボーイ版 信長の野望 ゲームボーイ版 2 WS 信長の野望 for WonderSwan GBA 信長の野望 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) / ファミコン(箱説なし) ファミコン [WITH サウンドウェア 箱説あり] スーパーファミコン プレイステーション メガドライブ PCエンジン SUPER CD-ROM² プレイステーション ゲームボーイアドバンス
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5860.html
このページでは『信長の野望 創造』(判定なし)と『信長の野望 創造 with パワーアップキット』(良作)を紹介する。 信長の野望 創造 概要 特徴 -「軍議」と「評定」 -「労力」と「人口」 -「諸勢力」 -「政策」 -戦闘 -会戦 -外交 -戦国伝 -武将 -音楽 評価点 賛否両論 問題点 -アップデートにより改善済み -本作における問題点 総評 余談 信長の野望 創造 with パワーアップキット 概要(PK) 変更点(PK) -認証方式の変更(Win版のみ) -シナリオの追加 -演出の強化 -戦国伝の強化 -内政要素の強化 -謀略要素の復活 -朝廷の復活と外交要素の強化 -会戦の大幅変更 -姫武将の追加 -軍団制の復活 -パラメーターの見直し -新規勢力の登場 -その他の変更点 -Switch版での追加要素 評価点(PK) 問題点(PK) 総評(PK) 余談(PK) 信長の野望 創造 【のぶながのやぼう そうぞう】 ジャンル 歴史シミュレーションゲーム 対応機種 Windows XP~8プレイステーション3プレイステーション4プレイステーション・ヴィータ 発売・開発元 コーエーテクモゲームス 発売日 【Win/PS3】2013年12月12日 【PS4】2014年2月22日【PSV】2014年5月29日 定価 【Win】9,800円【PS3/PS4】8,800円【PSV】7,800円(各税別) 判定 なし ポイント 全体的に薄味ライトユーザーには易しい外交と人口が鍵あってしかるべき要素のカットパワーアップキットで大幅改善 信長の野望シリーズ 概要 信長の野望第14作目。シリーズ30周年を記念して発売された。 本作では8年ぶりにゲームシステムが一新される事となり、プロデューサーの変更もあり、前作、前々作からは大きく作風が変わった。 今まで同様、大名家を選択し天下を統一する事が目的だが、征夷大将軍になり、惣無事令による天下統一という新たなクリア条件も追加された。 本項目では無印版を取り扱う。後に発売されたパワーアップキットに関しては別項目を参照のこと。 特徴 「軍議」と「評定」 前作までと同様に全ての国が同時に進行する形式が採られているが、月に一度、「評定」が行われ進行が一時停止する。評定内で、各城の奉行に城下の内政や、武将に城に繋がる道を敷くといった命令を与える。所謂「内政パート」にあたる。 軍事に関することは「軍議」として行うことが可能。「出陣」や「援軍」「停戦」が行える。 評定を終了させると、「進行パート」となり、1ヶ月が進行する。この間に軍隊の移動や領地の発展などがリアルタイムで行われる。 進行パートの途中でも停止して軍議を行う事が可能。敵大名の侵攻に対しては臨機応変に対応することが可能。 基本的には評定と進行の繰り返しでゲームは進行する。 「労力」と「人口」 城下の発展や街道の整備などの多くのコマンドで領民の「労力」が必要となり、勢力の総人口に応じて労力が決まる。 その為、城数が多くても労力が不足していれば城に命令を実行できないといった事が発生する。 労力を上げる事が発展の鍵となっており、政策を行ったり、支城を建てたり、城に繋がる街道を整備して、いかに「人口」を増やすかの工夫が必要となる。 街道の整備は手軽に人口の増加を促せ、大名直轄地領域の拡大ほか自軍の行軍速度も向上する。 ただし等しく敵軍の進行速度も上がるため、不利な条件下ではデメリットにも。 街道には上限LVが設定されており山岳地帯等の険しい地形では上限が低い等、地域によって人口の増えやすい地域とそうでない地域の差が顕著になっている。 「人口」の概念が今までのシリーズ以上に重要となった。京や濃尾地方は人口が多いが、僻地にあたる九州や東北等は人口に乏しいといった特色が付けられている。 その為、今までのシリーズでは日本の端にある故に敵対勢力が少なく、有利だった島津家も、中央との人口の差と後述の織田家との距離の遠さから有利とは言えない状況になった。 逆に人口の多い城を多く抱える織田家が非常に強力であり、武将の質の良さも相まって本作では「シリーズ最強の織田家」「ラスボス(*1)」と名高い。 人口の多さはそのまま城下の内政値の上限や領民兵の数にも影響する為、小さい城ばかりでは多数の兵を動員できず、大勢力に太刀打ち出来なくなっている。 人口が増加すると新たに未開発の区画に施設を開発する事が可能になる。これにより内政値の上限を上げたり、後述の「創造性」を変化させたりする事が出来る。 「諸勢力」 本作にも「国人」「忍者衆」等の「諸勢力」が登場し、懐柔することで「支持率」を上げ、味方につける事ができる。 その諸勢力の影響範囲に他家の城がある場合は支持を取り合う形になる。他家と戦争になった場合、諸勢力は支持率の高い方に味方をする。 支持率が一定の値を超えると、戦闘に参戦してくれたり、「攻城戦の攻撃力アップ」「特定の物資の収入」といった特殊効果が得られる。 通常、敵部隊との戦闘や城の包囲は最大3部隊までという制約があるが、諸勢力の部隊はその3部隊とは別枠となっており、最大4部隊での攻撃が可能となる。おまけに諸勢力部隊には「移動」という概念が無く、戦闘が起これば即座に参戦してくれる。このように諸勢力の部隊は兵力が足りない序盤や中小勢力では非常に頼もしく、彼らの支持を取り付けることが戦略上非常に重要となっている。 なお、周辺を支配していると自動的に支持率が100%になる諸勢力も存在する。 支持率を100%にする事で諸勢力の取り込みが可能となり、諸勢力の消滅と引き換えに「人口」が一気に増える。 前線から離れ、必要が無くなった諸勢力を積極的に取り込む事も人口増加の有効手段である。 諸勢力の配置は基本的にランダムだが、「津島衆」「甲賀衆」といった固定配置の諸勢力も多い。中には津田算長(根来衆)や風魔小太郎(風魔衆)といった史実の人物が頭領となっている固定諸勢力もあり、そのような諸勢力を取り込むと頭領を務めていた史実人物を配下に加えることができる。彼ら目当ての取込も十分に考えられる。 「政策」 本城を2つ以上持つ事で(*2)勢力内で「政策」を行う事が可能。毎月、一定の金額を払う事で何らかのメリットを得られる。 万能な政策はなく、必ず何らかのデメリットが存在するので、デメリットを我慢できるような状況に持ち込んで敷く等の工夫が必要。 例えば「目安箱」ならば、毎月1000金を使用し、メリットとして人口及び民忠(*3)も増加するが、民忠が下がった際に一揆が発生しやすくなるというデメリットが発生する。 金銭の不足する序盤では毎月の出費もバカにならない為、金銭にある程度の余裕を持たせてから布く必要がある。 また、政策には勢力の「主義」や「創造性」によって行えるものと行えないものが存在する。 「創造性」は、大名や所属する武将の「主義(創造、中道、保守の3つ)」及び勢力内施設により上下する数値であり、その値によってその勢力の主義が「創造」「中道」「保守」のいずれかになる。「中道」に当てはまった場合は中道以外の政策が行えず、領地の発展などによって創造性が変化すると政策が中止されることもある。 同じ主義の政策であっても、主義を深化させていないと行えない政策もある。例えば「創造」の創造性は700~1000となっているが、金収入を50%上昇させる「楽市楽座」は、創造性を850まで上げないと実行できない。 なお、政策には「何らかのデメリットが存在する」と上述したが、実際には各主義に最低1つ、デメリットが無いも同然の政策が存在する。先に挙げた「目安箱(中道)」はその典型で、普通にプレイしていれば一揆などまず起こらないので、実質人口・民忠増のみを享受できる「出し得」の政策となっている。まずはこのような政策を採用できるところまで国力を高めるのが当面の目標となる。 織田信長専用の特性「創造」は、創造性に関係なく全ての政策を実施可能にする。これにより有り得ない政策コンボが可能になり、「毎年米を売買するだけで金が勝手に貯まる」「行軍中の兵糧消費が6割減る」等の滅茶苦茶な状況を作れるトンデモ特性と化している。 もちろんCOMの織田家も信長が特性を習得次第活用し、他家を凌ぐ速度で国力を増やしてくる。これもまた本作の織田家が最強とされる要因のひとつ。 大名家によって独特の「政策」を持つものがある。武田家の「甲州法度次第」や北条家の「五箇条の訓戒」といった有名大名家の政策が表現されている。 後述の「戦国伝」の達成により征夷大将軍になる事で政策として「惣無事令」を行う事が可能となる。 「惣無事令」は即エンディングとなるので必ずしも全国を武力統一する必要はない(武力統一にも専用のエンディングは存在する)。 戦闘 それまでのシリーズからの大きな変更点として「兵士が城に紐付けられている」という点が挙げられる。 その為、城を攻め落として入城した場合、武将は城に留まるが、兵士は出陣元の城に帰ってしまうようになった。 一度にすべての兵が帰還するのではなく、ターンをかけて少しずつ戻るという形になっている。この表現が説明不足だった為に、発売当初は入城すると兵が即死すると騒がれる事になってしまった。 兵の帰還の速度は本当に死んでいるのではと思うほど遅く、みだりに入城すると戦力の低下を招いてしまう。 これにより、最前線の城に30万の兵士が駐屯しているといった不自然な点が改善され、多方面の城から一つの拠点に向けて進撃する様が表現されている。 「常備兵」や「領民兵」という概念が採用されている。「常備兵」は自分で建てる兵舎の数で変動するが、「領民兵」は人口を元に自動で割り出されるため、ここでも人口の多さが重要となる。 部隊の兵数は大まかには決められるものの、全ての城兵を連れ出すといった事は出来ない。 「騎馬」や「鉄砲」も何割かが部隊に混ざるという『覇王伝』に似た仕様が採用されており、部隊のすべてが騎馬隊で編成されるという事はなくなった。 戦闘は部隊同士がぶつかる事で自動で行われる。街道で挟み撃ちにする、陣の上で戦う事で寡兵でも有利に戦う事が出来る。 部隊は120日分「腰兵糧」を持ち、味方拠点を通過することで兵糧を消費して補充することが可能。無くなると兵が逃亡する為、長期戦に渡る場合は重要となる。 攻城戦はオートではあるが「包囲」「強攻」「焼討」の3つの方針を指示し、城の耐久が0になる事で落城となる。 城を攻撃する部隊の総兵力が城の「防御度」を上回れば包囲している内に被害を受けずに落とす事が可能。逆に不足している場合はどれだけ包囲しても城を落とす事は出来ない。 強攻をしかけると兵力に被害を受けるが防御度を落とす事が出来る。兵力が足りない場合には有効だが、落城後の「修復」が必要になる。 焼討は城の施設を破壊し、「民忠」を下げつつ「腰兵糧」を回復する。遠征で補給が出来なくなった時の最終手段だが、落城後は民忠が下がっている為に一揆が発生しやすくなるデメリットがある。 会戦 本作の戦闘のメインとなる仕様。戦闘中の部隊を選択し、「会戦」を行う事で戦闘を直接指揮できる。今までのシリーズにおける「戦争画面」にあたる。 会戦は戦場の兵士一人一人までもを表現した物となり非常に派手な見栄えである。 部隊を前進させる、後退させる、戦意を溜めて技能を使うといった指示を与える事が可能。 前進、後退以外の移動は出来ない為、『蒼天録』の野戦に似ている。 「戦闘中に援軍が到着」「評定を行う」「会戦を終了するコマンドの実行」等で一度中断される。 会戦に勝利する事で多くの敵部隊を一度に消滅させる事が出来る為、不利な戦況からの逆転が可能。 外交 本作の外交は基本的に関係を結びたい勢力に使者を派遣し、毎月少しずつ「信用」をためる。 信用を消費する事で「同盟」や「援軍」を頼む事が出来るようになる。事前に信用されている事からこちらからの頼みは基本的に断られる事はない。 他家の大名は自家に対する印象を持つようになり、自家の影響力が低い場合は「軽悔」されるが、ある程度の力を得ると無関心となり、強大になると「敵視」するといった変化が起こる。 共通する敵を持つ、自分と同じ同盟国を持つなどで利害が一致すると他家が関心を持つ場合もある。 関心を持っている間は信用は上がりやすいが、警戒されると中々上がらなくなる。その為、勢力が大きくなるに連れて他家と関係が結びづらくなる。 「家宝」を贈る事で一定期間、感謝され、信用が上がりやすくなる。本作の家宝は従来のシリーズとは異なり、能力上昇効果はなく外交での使い道が主になる。 何が何でも関係を結びたい強豪は「格付け」の高い有名大名が率いている場合が多く、そのような大名はこちらの勢力が小さいと「軽侮」、大きいと「敵視」する傾向にあり、家宝なしでは信用度を高めるのが困難。時には米を売り飛ばしてでも家宝をかき集める必要もあるほどに、本作の家宝の重要度は高い。 一度でも戦闘を行うと「断絶」になってしまい、一切の交渉が出来なくなる。後述の同盟国を介した「停戦」や歴史イベントに加え、一定期間戦をしない事で解かれる事もあるが、基本的に修復は難しい。 このため、一度交戦状態に入ってしまうと、その勢力を滅ぼさない限りは延々と攻撃をしかけられるようになる。特に大勢力と交戦状態になると泥沼になってしまう事も多々ある。 背信行為(婚姻関係を破棄したり、援軍要請を無視し続ける、共同作戦で落とした城を譲らない)を行うと、全国の大名から裏切りを警戒されるようになり、不利になる。 大きな勢力と同盟する事で、交戦中の他勢力との「停戦」を仲介してもらう事が出来るようになった。「断絶」を解く数少ない手段であり、交戦中の相手の足を止めるには不可欠である。 他家を「従属」させると信用が一定の数値以下にならなくなるので、好きなタイミングで援軍を出させる事が可能となる。 また、従属させた大名は人質として姫を差し出してくる。姫は婚姻させることで有力家臣を一門に加えることができるため、姫目的で従属させてしまうという手もある。 他家との「信用」が20を超えると定期的に外交収入が得られるようになる為、収入源としても活用できる。 このように本作では外交に力が込められており、如何に他家を利用するかが攻略の鍵となる。 戦国伝 それまでのシリーズにおける歴史イベントを発展させたものであり、一定の条件を満たす事でいくつかの条件が提示され、達成する事で大掛かりな歴史イベントが発生する。 これにより、織田家の家中統一や川中島の戦いといった歴史上の出来事が再現され、史実に近いプレイをする事が可能。 若干やらされ感等があるが、実際に行うかどうかは任意なので、起こしたくなければ無視する事も可能。 達成する事で武将が技能を覚えたり、領土の変化や武将の死亡が発生したりする。 発生したイベントはムービーとして図鑑に登録され、後にいつでも鑑賞することが可能。 武将 武将は命令を実行することで経験を得、最終的には元の能力値+20まで能力値が成長する。CPUの武将はあまり成長しないので、少々能力が微妙な武将でも、使い込めば一線級で活躍する事が出来る。 忠誠度の概念も変更され、「○○家は力をつけてきている」「主君と反りが合わない」「長年仕えてきた」などといった理由から増減し、武将毎に決められた「必要忠誠」を超えていれば満足、超えていなければ不満と感じるようになっている。 敵武将を捕らえると「捕まったのは指揮が悪いせいだ」という理由で忠誠度が下がる為、何度も捕らえて解放する内に義理固い武将や大名の一門衆でも登用に応じるようになる。 忠誠度の低い武将は能力値が下がったり、時折出奔する事がある。滅ぼした直後の大名家の武将は忠誠度が低く、力を出し惜しみされたりと扱い辛くなっている。 不義理な「松永久秀」あたりは15といった高い数値が設定されており、色々と優遇しなければ使いこなす事が出来ない。 また、様々な技能も存在する。経験やイベントで取得する他、捕虜を処断する事で所持している技能を奪い、好きな家臣に伝授する事が可能。このように捕虜の処理の選択(登用、解放、処断)に関してはそれぞれメリットがある為、武将に応じた対処をする必要が出てきた。 その他の要素として、武将の名前は開始時に「通称」と「本名」から選ぶ事が可能。 例えば通称では「真田幸村」だが、本名にすると「真田信繁」になる。シリーズ初の要素である。 戦国伝のイベントには対応しておらず、本名にしても通称で呼ばれる事がある。 音楽 本作のBGMは9作目の『将星録』から13作目の『天道』までの作曲を務めてきた山下康介氏ではなく、大塚正子氏が担当。シリーズの中では2度目の作曲者交代となり、BGMの雰囲気が変わっている(*4)。 アップデートにより、ゲーム内BGMを歴代のシリーズのBGMと差し替える事が可能となっている。もっとも大塚氏の曲のクオリティも十分に高いレベルにある。 評価点 システムの一新によるマンネリ打破 システムが一新され、これまでの常識の多くが通用しなくなり、シリーズ経験者でも新鮮な気持ちでプレイする事が出来る。 「人口」の着目はよく評価点として挙げられる。人口の多い京を目指す事が重要となり上洛の重みが増した他、シリーズにおいて長年言われてきた「端っこ勢力の有利問題」が解消されている。 外交要素の強化 今までのシリーズよりもどこと手を結ぶか、どことは戦うかを明確に決める事が重要となり、とことん他家を利用して有利な状況に持っていく快感がある。 城の数が多い 前作や前々作では中国地方が秘境と化すほどの過疎地だったが、本作では多数の城が登場するようになった。任意で支城も作れるので総数は300を超え、シリーズ最大の数になる。 一つ一つの城は簡単に落ちるので、城の数の多さがテンポを阻害する事もない 城を繋ぐ街道の数も豊富、現在にも残る地名がたくさんある。 武将の顔CG 『三國志11』でも取り入れられていた加齢による顔CGの変化が一部の武将に取り入れられている(*5)。 出家する前の「武田晴信(武田信玄)」、GA○KT似の「長尾景虎(上杉謙信)」(*6)、岡○准一似の「黒田官兵衛」(*7)等、これまでのシリーズでは描かれなかった有名武将の若い姿が登場することになった。 新規に描き下ろされた武将CGも史実の鎧を装着している物が多くなり概ね好評。 直江兼続はシリーズで初めて「愛」の字が入った兜をかぶったCGとなり、佐竹義重の特徴的な甲冑も再現されている。 描き下ろされた武将は上半身含めての拡大CGが用意され、イベントで表示される。 また、すべての武将で顔CGの変遷が見る事が出来るようになった。『全国版』から本作に至るまでの顔CGの変化を見る事が可能。 パワーアップキットで追加されたのに未登場になっている武将といった間違いも散見されるが……。 シンプルで解り易くなったシステム 箱庭要素や国人集と言ったこれまでの要素をメリットを解らせながら簡素に取り入れたり、大名の志向によって取るべき政策の方針が異なっていることもあってシンプルながらも幅広い内政が行えるようになった。 これまでマスクデータだった忠誠フラグが全て表記されるようになったので「なぜ忠義深いのか」、「なぜこちらを嫌うのか?」と言ったことが解るようになった。 仕官勢力の大きさや年功により忠誠度が変化したり、屈服させた直後の敵将は中々心服しない等、それまでのシリーズでは見られなかった表現が加わった。 今作では登用時に表示される武将は必ず配下にできるようになった(「表記される武将は当家に仕官を望んでいる」という設定)。 CPUが意外と賢く、特技も比較的有効に使ってくれるのでしっかりと戦力を整えて攻めれば会戦を使わなくても敵を撃破していける。 テンポがよい 会戦を意図的に起こさなければ基本的には多方面の戦闘が一度に進み、サクサクと進行する。 慣れてくると数時間~1日で惣無事令によるクリアも可能、この為に繰り返しプレイしやすく敷居が低い。 委任要素が多い 実行できるコマンドのほとんどを委任することが可能。重要な所だけプレイヤーが選択し、面倒な所はCPUに任せる事が可能。 難易度は骨太 外交の失敗により、複数の大名家を敵に回してしまった時などの領地の奪い合いは面白い。後半のシナリオで織田家を敵に回した時もかなりの難易度にはなる。 特に人口の多い大大名を相手にする場合、兵力の回復速度が早いために部隊を壊滅させてもゾンビの如く湧いてくる絶望がある。 賛否両論 「惣無事令」が投げやり 勢力が大きくなると戦国伝が発生し、日本を半分ほど統一する(*8)と征夷大将軍に任命されて実行するとエンディングに出来る政策が追加されるというもので、演出も「全国の残存大名に合戦を中止する命令を出して平和になりました」と言う薄い内容で達成感が少ないと言われる。 「実行までに時間がかかる」、又は「伊達政宗のように従わない勢力が現れる」といった要素を用意して欲しかったという声もある。 ただし、条件の仕様上この政策が選択できる頃にはあらかたの大勢力はほぼ駆逐しきっている事が大半であり、そのまま続けても消化試合や作業のように合戦を繰り返す展開になりがちなので妥当な仕様とも言える。また、条件が簡単そうに見えるものの普通に進めていくと地方を統一できる頃には大勢力と化した織田家が京を含めた近畿一帯を占拠している事が大半であり、大勢力と化した織田家と交戦しなければならないのでそれなりの歯ごたえはあったりする(*9)。特に東北勢は織田家だけでなく北条家や徳川家といった関東・東海の強豪も突破しないといけないので更に難易度が上がる。そんな状態で「従わない勢力が現れて惣無事令ができませんでした」と言われても、プレイヤーへの嫌がらせにしかならないであろう。 渋滞が多発する 一度に城に攻撃できるのは兵力に関係なく同盟軍含めて味方3部隊・敵3部隊までと少ない(*10)。道路上での会戦も同様。また、多方面からくる部隊を一纏めにするといった事は出来ず、そして戦闘している部隊の脇を通り抜ける事もできないため、雑に指示をしていると戦場で渋滞が多発し、腰兵糧を浪費する事が多い。事細かに指示を与えて、少しでも大部隊を攻撃に参加させるようにする必要がある。そもそも例えば10部隊を投入すれば一列縦隊で行軍し、交戦するのは戦闘の数部隊だけで各個撃破の憂き目にあいかねない。 これは「一箇所に必要以上の大軍を投入しても兵站がズタボロになるだけ」「兵力の逐次投入は愚策も愚策」と言う意味で全く当たり前であり、リアルである。逆に実際の歴史で見られるように、大攻勢時には複数の経路から侵攻(そして必要なら決戦の地で再集結)するのが効率がよくなっている(*11)。となると道路の整備の重要性もより注目される事になるのである。 迂回路があれば渋滞を回避して敵の背後に回り退路を断つまたは援軍を食い止めると言った事も可能。 だがSLG慣れしていない人にはさすがに難しすぎるのかもしれない。 問題点 アップデートにより改善済み 以下の問題点はアップデートにより修正されたが、以前のシリーズでは出来ていた部分が出来ておらず、問題点が残ったままリリースされていた。 他家に従属できない 発売当初はプレイヤーから他家に従属する事が出来ず、弱小大名によるプレイの場合、労力の差により手数が制限される上に、国力や武将の質の差も如何ともし難く、どうあがいても詰みとして投げ出すプレイヤーが多かった(*12)。 支城しか無い勢力を選択できない シナリオ1の有馬家など、本城を持たない勢力を選択できないことに対する不満も多かった。 同盟の延長が出来ない 同盟期間が切れてから再度結ぶまでの最短1ヶ月の間に、相手や自家の委任城が勝手に戦闘をしかける等の事故が多発した。 基本的に戦いたくない相手と同盟している事が多いので、強制的に戦わざるをえない状況にされるとストレスが溜まる。 交戦状態に入る際の警告がない。 委任城が攻められた時など、手遅れなタイミングで報告が入り、守りきれない。 人材の管理が面倒。どの城にどの武将がいるといった情報を知るのに城を選択して情報を見なければならない為、煩わしい。 本作における問題点 今までのシリーズにあってしかるべき要素がない。以下の要素は戦国SLGとしても実装しない理由が見当たらず、手抜きに見えてしまう。 謀略要素が存在せず、武将の寝返り、暗殺等が一切行われない。 忠誠度の低下の弊害は能力の低下と出奔のみとなり、クリーンな戦国と言われる。謀略で名を馳せた毛利元就や宇喜多直家が涙目である。 朝廷が存在しない。 朝廷から官位をもらう事が出来ない、自家の武将や他家への影響力が重要になる本作において、なぜ採用されなかったのかが不思議である。 軍団の要素も無くなり、ある程度「本拠」から離れた城は自動的に委任状態になる。 厄介なのが委任状態になった城は指示しなければ勝手に他家の城を攻める。出陣する際は報告もなく、突然、予期せぬ大名家と、「断絶」する事故が多発する。 委任城には、攻略の禁止、あるいは攻略する城をいくつか指示する事しか出来ず指示の自由度は非常に低い。史実における「信長の地方への多面作戦」はとても再現できない。 本拠地を移動させることである程度このトラブルは回避できるものの、後半の領土が拡大し本拠地から離れた城が増える状況になるとどうしても避けられないものとなる。 一部の特性に難あり 特に槍玉に上がるのは前田慶次の「傾奇者」であり、進軍時にまれに大幅に能力が上がる代わりに一切の命令を無視して勝手に動くというもの。 突然命令を無視して、大大名にケンカを売りに行くという恐ろしいものであり、多くのプレイヤーが驚愕した。 さらにはCPUの前田慶次がケンカを売ってくる事もあり意図せずに彼が所属する(本作最強の)織田家と「断絶」になるといった事も起こる。 操作不能になった場合は兵糧の補給もせず、多方面にケンカを売りながら自分の部隊が壊滅するまで暴れまわる為、非常に使い勝手が悪い。 ちなみに「傾奇者」持ちが副将に含まれていても効果が発動するため、うっかり大名の部隊に入れてしまうと、大名が一切、操作できずに暴れまわるという事故も発生する。 特性の説明文こそ「まれに命令を不可」ではあるが、進軍中は絶えず判定が行われるようで、まれによくある事ととして出陣させるとほぼ確実に命令無視状態になってしまう。 全体的に地味 領土が増えてくると内政は委任に任せて進む事が多くなり、戦闘自体も凸△型の部隊が地図上でぶつかり合うという物なので、地味な印象を受ける。 城の内政に関しても、「石高」「商業」「兵舎」のいずれを上げるかを指示するだけであり、非常にシンプル。 兵科適性が再び無くなり、騎馬隊や鉄砲隊等の表現が淡白になってしまった。 施設によって城下のグラフィックが変化することをウリにしているが、最大までアップしなければ見えないので、基本的にはほとんど意味が無い。 後半になると委任城が勝手に領地を増やしていくので、プレイヤーは見ているだけになりがち。 反面戦闘で捕縛する敵武将の数が増え、その処遇も全て手動なので地味に面倒。 リアルとは言えない挙動 「士気」の概念がない為、出陣した部隊は兵糧さえ尽きなければ延々と出陣し続ける事が出来る。 出陣元以外の城に入城し辛い仕様も相まってか、一度出陣した部隊は一度に何十もの城を攻め落としつつ何年もの間、行軍する事がある。 その間に落とした城の捕虜も何年もの間、部隊に連れ回されていることとなり、不自然に感じる。ある程度士気の概念を存在させても良かったのかもしれない。 せっかくの「兵士の城への紐付け」も、城に入城しなければよいという結論に陥ってしまう。 「領民兵」も、人口に対する兵の割合という程度の位置づけなので、農繁期でも動員数が減ったりはしない。 攻城戦も、敵の耐久度以上の兵を城に付けて包囲するだけで一切の反撃もなくそのまま落城するので、非常に味気ない。場合によっては何十もの城を落としても兵力の損害は0だったりする事もある。城兵は何をしているのか。 同盟国が自家に従属している他家を勝手に滅ぼす。 UIの問題 街道を拡張する際に、全国に無数ある街道の一つを一回一回、命令しなければならず非常に面倒。 パワーアップキットではまとめて複数の街道を一度に拡張できるようになった。……が、この程度は無印の時点でやって欲しい所。 会戦の完成度が低い 「いつでもキャンセルが可能」という仕様が大幅に評価を落としている。 敵が突撃してきたらキャンセル。開始直後に強力な戦技をぶっ放してキャンセル、といったやり逃げが何度でも行える為、プレイヤー公式チートと揶揄される。 仕様上、一つの合戦でしか適用できずリアルタイムで他方の合戦も進行するので万能チートというわけではないが…… 単純に「前進」「後退」「攻撃」と行える事が少なく、それまでのシリーズの戦争と比べても完成度は高くない。 また、援軍が来る度に交戦している部隊が律儀に離れて仕切り直しをする為テンポが非常に悪い。 CPUの外交チート こちらがせっせと信用を上げなければ行えない外交だが、CPUには信用度という概念が存在しないので、CPU同士ではいつでも行える。 2家の争いの漁夫の利を狙おうと侵攻すると、互いに停戦しあってこちらに攻めてくる。プレイヤー側では絶対に行えないので、理不尽に感じる。 CPUからの同盟や援軍の申し出も信用を無視しての物となる(断ったら関係が「困惑」に悪化する)。 戦国伝 イベントは基本的に武将同士が喋り合うだけで進行するものとなっており、「川中島の戦い」といった合戦でも合戦シーンなどはない。 ムービーが入る場合もあるが、基本的に動かない。静止画に若干のエフェクトがかかっているだけの簡素なものとなっている。 内容も、「桶狭間の戦い」で負傷した今川義元をわざわざ信長の前に引き立てるといった史実にそぐわないテキストもあり、評判は高くない。 「○○隊を壊滅させる」といった条件が提示された場合、対象の部隊に触れるとイベントが発生して対象が即死するので、歯ごたえがなくやらされ感が強い。 また、戦国伝の難易度にも差があり、長尾(上杉)家の関東出兵は事前に対策を取らなければ甲相駿三国同盟に阻まれ、かなりの難易度になる。 特に、「城の区画を〇〇以上にする」など一定の期限付きで条件を提示された場合、限りある資金・兵糧でやり繰りせねばならず、その他の内政・軍事行動が大きく制限されやすい。 使い回しの顔CGが多い 発売前の公式情報(Facebook等)によると武将の顔CGが変更されるという事だったが、実際は背景が変わっただけで大半の武将の顔CGが前作の使い回しというものであった。 マイナーな武将は11作目の『天下創世』から変わっておらず、そろそろ変化がほしい所である。 認証が面倒(Win版パッケージ) 本作はインストールするとディスクなしでも起動できるが、一週間に一度の割合で起動時に12桁ものシリアル番号を入力しなければならない。 当然シリアル番号を無くしてしまえば起動すら出来ず、他のPCにインストールすることも出来ない。久しぶりにプレイしたい時などにはやる気を削ぐ仕様になっている。 パソコンのレストア等をしたくとも本作のせいで出来ない、といった弊害がある。 一応、毎日認証しなければならなかった『三國志12(無印版)』に比べるとマシではある…というよりもあちらが問題過ぎる仕様なのだが。 総評 発売された当初はシリーズに新たな試みを行ったという点よりも、上記の問題点が目につき評価が低かった。 特に会戦の完成度の低さ、アップデートによって改善を受ける前の問題点が低評価を呼び、クソゲーの評価を受けることも多い。 外交や人口のやりくりを評価する点も見受けられるが、無印に手を出すのはおすすめできない。色々と要素が足らずにシリーズの中では薄味な印象を受ける。 本無印版はパワーアップキットの改善の多さもあっていつものコーエー商法による未完成な作品という立ち位置になる。 ただし、箱庭内政とコマンド内政、RTSと1月毎の評定(事実上1月毎の擬似ターン制)といった従来のシリーズの特徴を取り入れ破綻させずにシンプルに纏まっていてテンポも良いので、これまで信長の野望シリーズに手を出しづらかったプレイヤーには入門用としてオススメできる作品とも言える。 余談 コーエーテクモは2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」への技術提供と監修を行い、本作の「フル3D全国一枚マップ」が戦況説明のシーンで使用された。 このマップは後に同ドラマのタイアップ商品である『戦国無双 ~真田丸~』にも使用されている。 2021年4月に大手ニュースサイト『ねとらぼ調査隊』で行われた「信長の野望シリーズであなたが好きなタイトルは?」というアンケートにおいて本作が1位に選ばれた。ランキングはこちら。 信長の野望 創造 with パワーアップキット 【のぶながのやぼう そうぞう うぃず ぱわーあっぷきっと】 ジャンル 歴史シミュレーションゲーム 対応機種 Windows Vista/7/8/8.1プレイステーション3プレイステーション4プレイステーション・ヴィータNintendo Switch 発売・開発元 コーエーテクモゲームス 発売日 【Win/PS3/PS4】2014年12月11日【PSV】2015年5月28日【Switch】2017年3月3日 定価 【Win】10,800円【PS3/PS4/Switch】9,800円【PSV】8,800円(全て税別) 判定 改善 良作 ポイント シリーズ最大の改善Win版はSteam参戦Switch版は追加要素あり 概要(PK) 新たな方向性を見出したものの、色々とボリュームが薄く、問題点も少なくなかった『創造』に大幅にメスを入れ、新たに発売されたシリーズ恒例のパワーアップキット。 当初はディレクターが「『創造2』として売ろうと思った」と発表するほど変更点が多く、これまでの信長の野望シリーズのパワーアップキットとは毛色が全く異なる作品になった。 変更点(PK) 認証方式の変更(Win版のみ) パワーアップキットでは認証システムが変更され、Valveの「Steam」を用いたものに差し替えられた。これに伴い、Win版のwithPK版はSteamのオンラインストアから直接購入することが可能となった。 『創造(以下無印)』では週に一度のペースでシリアル番号の入力を求められていたが、対してパワーアップキットをパッケージで購入した際にはインストール時にSteamに登録をしなければならない程度にまで手間が削減。ゲームディスクや面倒な入力無しで「Steam」から実行する事が可能となり、ユーザーへの負担は大幅に改善された。 当然、アップデートは自動で行われるようになっている。 しかも本作はパワーアップキットの起動メニューから無印版を立ち上げることが出来るようになっている。シリアル番号を紛失したがPK版はちょっと…というユーザーへのフォローも行われることになった。 シナリオの追加 新たに数本のシナリオが追加。 無印では信長の「家督相続」から「夢幻の如く」(本能寺の変)までを扱っていたのに対し、「信長誕生」から「関ヶ原の戦い」まで扱われるようになった。 それに伴い、従来のシリーズでは登場していなかったマイナー武将(織田信広(信長の兄)や駒井高白斎(武田家の家老)など)が大量に追加された。シナリオの年代範囲は従来とそう変わらないが、登場武将数では『蒼天録』を抜き、シリーズ最大となっている。 無印では年代的に登場していなかった一世代前の武将(織田信秀や長尾為景など)は特典武将扱いだったが、生存時のシナリオが追加された事で正式な登場武将に変更され、能力値が新たに見なおされた。それまでのシリーズの基準とは異なり、近年の考証が取り入れられている(例えば織田信秀は武勇一辺倒だった従来の作品とは異なり、政治手腕が認められて大幅に政治力が上昇したが、晩年の敗戦が響き武勇がだいぶん控えめになっている)。 「信長誕生」のシナリオでは鉄砲が伝来しておらず使用できないのは従来通りだが、「鉄砲伝来」イベントが発生すると、種子島および紀州から時間をかけて少しずつ全国へ伝来するようになった。 そのため、イベント後即座に全国一律で扱えた従来作とは違い、鉄砲を扱える地域と扱えない地域が出てくる。シリーズにおいては初の試みとなる。 また、無印で存在した一部の武将のCGの変化にも対応しており、若年の毛利元就や、関ヶ原の戦いの石田三成や晩年の徳川家康のCGが追加された。 家康に至っては幼少時、若年時、中年期、晩年期と実に4つものCGが用意されており(信長でも3つまで)、半ば家康の野望とも言える優遇ぶりである(*13)。 演出の強化 無印では前作(天道)の流用だった一部の武将(上杉景勝や福島正則など)に新たに専用のCGが追加された。従来のシリーズではパワーアップキットによって武将CGが変更される事はほとんどない(*14)ため、異例の処置とも言える。 中でも陶晴賢は従来の威厳を感じる渋い顔立ちからシリーズの中でも異例な耽美系イケメンに変わっており一部で反響を呼んだ(*15)。 また、北条家の専用BGMや、武将の専用ボイスも増加しており、サウンドの面でも強化が施されている。 戦国伝の強化 新たに追加されたシナリオにも戦国伝は対応しており、それまでのシリーズでは取り扱われなかった戦(長尾家の三分一ヶ原の戦いや織田家の小豆坂の戦い)がイベントとして取り扱われるようになった。また、領土の発展や外交などにも対応し、より史実通りの展開をシミュレートできるようになっている。 「関ヶ原の戦い」や「川中島の戦い」ではイベントの最中に会戦が発生するようになり、ひたすらイベントを見るだけだった無印からプレイヤーが介入できるように変更されている。 内政要素の強化 領内には「資源」が追加され、「資源」を利用する事でより商業向けの土地に出来るなどの変化をもたらす事が出来るようになった。 また、城の「改修」要素が追加され、限られた用地を使って拠点の特性をカスタマイズできる。 「櫓」を立てて包囲時に自動的で反撃するか、「曲輪」を改修して「人口」の増加を促すといった戦闘以外の要素にも個性が付けられるようになった。 謀略要素の復活 不満を持つ他国の武将に対し「密談」を仕掛けることで「叛心」を溜め、「叛心」を使う事で「引抜」や「寝返」、「不戦」といった謀略を行う事が出来る。 「不戦」は密約した武将に互いの部隊を攻撃しないようにするという従来のシリーズではない効果を持つ。関ヶ原における「宰相殿の空弁当」を謀略として再現したものとなっている。 「密談」を駆使する事で関ヶ原さながらの展開を起こす事が可能。もちろん他家も自家の武将に対して密談を仕掛けるため、忠誠心の低い武将が思わぬ裏切りをする事も…… 朝廷の復活と外交要素の強化 新たに「朝廷」に対して外交工作が行えるようになった。大名同様に「信用」を溜める事で様々な恩恵がえられる。 「官位」を得られるようになり、より高い官位を得る事で自家の武将や、他国からの信頼を得やすくなったり、他家に官位を与えるように推挙する事で信頼を得るといった事が可能。征夷大将軍となれば、官位を直接与えて信頼される事も出来る。 「朝廷」を使う事で戦争中の他家と和解したり、他家同士の戦争を仲介して停戦させるといった効果も持ち、利用する事で戦略の幅はより広がった。 外交の追加要素として「連合」を組むことが可能になった。今までのシリーズでは自家に対して連合を組まれる事が多かったが、本作では自分から他家と協力して強大な勢力と争う事が出来るようになった。 会戦の大幅変更 無印から「会戦」が新たに作りなおされた。パワーアップキットによって戦争のシステムが丸々作り直される事は従来のシリーズではなかった為、最も大きな変更点といえる。 内容としては『天下創世』の戦争システムに近いものとなり、「会戦」開始時に周囲の部隊を含んだ戦場マップに切り替わる。部隊はリアルタイムにあらゆる方向に移動可能となり、敵を引き寄せる囮といった戦法を取る事も可能。ただし、敵の位置は部隊の視界に入るまで、あやふやにしかわからないので索敵要素が加わった。 会戦中の場所にあらかじめ、部隊を進軍させる事で援軍を参加させる事も可能。援軍は随時戦場に加わる為、無印であった不自然な仕切り直しは無くなった。 部隊は画面縮小時は軍記物などでよくある凸印で表示され、拡大する事で兵の一人一人までをも詳細に表示されるようになる。 拠点を含んだ会戦で勝利すると、拠点の防御を大幅に減らす事が出来るようになる。 戦闘する部隊数が多い場合は「大会戦」となる。総大将を討つことで一気に形成をひっくり返せるので奇襲の重要性が増した。 無印で問題となった「キャンセルによるやり逃げ」は会戦の状態が保存されるようになったので出来なくなった。 やる意義が薄かった無印に比べ、短期で多くの損害を与えられる為、ここぞという場面で会戦を行う意義が強まったといえる。 姫武将の追加 姫武将モードが追加され、「お市」や「仙桃院」といった姫を武将として使用する事が出来るようになった。無印に比べ、顔CGが新たに書きなおされた姫も多数。 ただ、女性武将専用の特性がバランスブレイカー(*16)な上、全体的に能力値が過大評価気味になっており、男武将どもが涙目なんて事も…(*17)。 姫武将モードにより、シリーズでは初となる「姫が武将として登場しつつ婚姻する事が可能」となった。 従来の作品では一貫して姫武将にした姫は婚姻できなくなる為、優秀な一門衆を迎えるか、外交の手段にするかの大きな決断だったが、その制限が撤廃された形となる。また、姫武将を他家に嫁がせると嫁ぎ先に仕官するようになった。 この仕様により、特に弱小大名プレイの場合は他家から優秀な姫を迎え入れる事によって優秀な武将を増やせるため、難易度を緩和する事が可能となった。 ゲームバランスや雰囲気をかなり変化させるものとなる為、気に入らなければ姫武将モードをOFFにする事も可能。 軍団制の復活 無印では本拠から離れた城は自動で委任となり、大雑把な指示しか出せなかったが、本作では『天翔記』に近い軍団のシステムが採用され、配下を軍団長に任命する事で軍団を結成し、支配する城や武将及び、軍団の方針を細かく設定できるようになった。 軍団長により、軍団に所属する武将の能力や忠誠が上がるなど、利点も多い。 軍団長の意志で他家の城の攻略や内政に関して進言する事もあり、より自家を支えてくれる感触が強くなった。 パラメーターの見直し 問題の多かった特性「傾奇者(*18)」や一部のチート戦法「八咫烏」「詭計百出」(*19)等の効果が見直され、全体的に変更が加わった。 「傾奇者」は命令無視を行うデメリットが「会戦中のみ」になった上に大将の時に攻撃力と防御力の上昇という特性が加わった為に使い勝手が大きく向上し、「八咫烏」「詭計百出」は行動不能効果が消えて自身の強化および敵の弱体化にとどまった。 武将の増加に伴い、専用の特性及び戦法が大量に追加された。 武将の成長傾向も成長タイプが定められ、特殊な武将以外は「武勇型」、「知略型」といった一定のタイプの特性の習得をするように変更されている。 新規勢力の登場 シリーズで初めて登録武将だけを据えた新規勢力が作成可能となった。ただし支城にのみ配置でき、本城には配置できない。 序盤の国力が少なく既存の勢力よりも難易度は上がるが、上手くいけば文字通り自分だけの歴史を「創造」することができる。 不安なら周辺の武将の能力を下げるのも手だろう。 その他の変更点 当主が隠居・死亡したりシナリオ選択時に大名変更をしたりして当主が変わった場合、家名がその武将の苗字に変わるようになった。 例えば伊達家で当主の伊達政宗から家臣の片倉小十郎に当主を後継した場合、家名が「片倉家」となる。 Switch版での追加要素 新シナリオ「井伊に咲く花」が新たに収録 発売当時に大河ドラマなどで話題になっていた、「井伊直虎」にスポットを当てたシナリオが追加された。シナリオ中では井伊直虎を大名として使える。 また、それと併せて井伊家のイベントや戦国伝も新たに追加されている。 モーションIRカメラを活用した、新武将作成機能が搭載 対象物の形状や質感により、様々な種類の武将が作成できる。 ちなみにこの機能は後にコーエーテクモが出したSwitch版『三國志13 with パワーアップキット』などにも搭載されている。 タッチスクリーンを活かした直感操作 テーブルモードと携帯モードでのみ可能。これにより操作性も上がっている。 他機種版で販売されていた有料DLCの多くが最初から収録されている。 評価点(PK) パワーアップキットにおける変更点の多くがそのまま評価点に繋がる。無印で評判の悪かった問題点に徹底的にメスを入れ、追加・復活してほしかった要素を数多く取り入れており、従来のパワーアップキットとは一線を画するほどの改良が施されている。 アップデートによる機能の強化も多い。バグの修正以外にも歴史イベントの閲覧機能や顔グラフィックの登録機能の他、尼子家の戦国伝の追加といった機能の追加は無料で行われた。 問題点(PK) セーブデータのコンバートは不可能 変更点があまりにも多いせいか、無印のセーブデータは一切使用できない。それまでに達成した実績(*20)の引き継ぎにとどまっている。 「謀略」の使い勝手が微妙 「叛心」を煽らなければ実行できないが、叛心を溜めている間に家宝等で忠誠を上げられたり、同様に狙っている他家に引き抜かれたりして無駄になる事が多々ある。 そのくせ密談は月600、引抜は支度金2,000と、とにかく費用が嵩むため、引抜に頼りたい弱小国ではかえって使い辛い。 そして有力武将は基本的に忠誠が高すぎて密談の対象に選ぶことすらできない。 「戦国伝」の仕様 「病死イベント」が用意されている武将は発生条件(特定の戦国伝の達成、武将の存在の有無)が整うと実際の没年に関係なく死んでしまう。 よくある事として「戦国伝」をこなすと対象武将に新たな技能が加えられるなどの効果が得られるが、これによってフラグが整った事により死んでしまうので初見殺しになっている。例として北条氏綱の場合、シナリオ開始時に戦国伝「鶴岡八幡宮の再建」が発生するのだが、達成するまでに他の戦国伝を進めていると病死イベントで勝手に氏綱が死んでしまい、失敗になってしまう。 無印でも戦国伝をこなすことで死んでしまう武将はいたが、達成したことによって死亡することが条件に書かれていたので回避できた。 その為、戦国伝を有効にしているとこれらの武将は実際の没年よりも遥かに早い時期に退場する事になる。いずれも能力が高い武将ばかりなのでプレイヤーが使用していた場合はかなりの痛手になる。 自家が敗北するイベントだけは採用されていない事が多い。武田家で言えば「上田原の戦い(*21)」が存在しない為、その時期を境にそれまでイベントに頻繁に登場していた板垣信方と甘利虎泰が一切イベントに絡まなくなるといった不自然な点もみられる。 士気の概念がないので、何年も部隊が出陣しっぱなしといった無印の問題点は一部残っている。 総評(PK) シリーズ30周年に間に合わせるために様々な要素が未完成の状態で発売された感が否めなかった『創造』に徹底的にメスが入ったことで、無印の評価点はそのままに問題点の多くが解消されており、ようやく従来のシリーズに近い完成度を取り戻すことが出来たといえる。 前作の『天道』は前々作の『革新』のシステムから大きく変わらなかったので、ようやく8年ぶりに新しい『信長の野望』がプレイできるようになったということになる。 シナリオの強化や武将の追加だけではなく、ゲーム性が大きく変化しうるため、近年の同シリーズにありがちだった蛇足的な追加、変更点は実質殆ど無い。 尤もユーザーの声を聞いた上で1年後に完成品を出すというのはいささか問題ではあるのだが、いずれにせよ『信長の野望 創造』をプレイするのならば『パワーアップキット』の導入・もしくは「with パワーアップキット」の選択を前提におすすめしたい。これ次第で作品の評価が大きく変わる事になるはずだ。 余談(PK) 2017年3月3日に、Switch移植版が同ハードのロンチタイトルとして発売。HD振動などのハード独自の仕様を取り入れた内容に仕上がっている。 次回作の『信長の野望 創造 戦国立志伝』が本作と比べて一長一短、さらにその次の最新作である『大志』は「with パワーアップキット」を含め評判が芳しく無いことも影響し、本作の中古価格が軒並み高騰することとなった。特にスイッチ版はプレミア化するほどである。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/251.html
【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 信長の野望 戦国群雄伝 タイトル 信長の野望 戦国群雄伝 機種 ファミリーコンピュータ 型番 KOE-NU ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1990-2-3 価格 11800円 タイトル 信長の野望 戦国群雄伝 with サウンドウェア 機種 ファミリーコンピュータ 型番 KOE-NU ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1990-2-3 価格 14200円 【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 信長の野望 戦国群雄伝 タイトル 信長の野望 戦国群雄伝 機種 プレイステーション 型番 SLPS-01247 ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1998-3-7 価格 5800円(税別) タイトル 信長の野望 戦国群雄伝 コーエー定番シリーズ 機種 プレイステーション 型番 SLPM-86606 ジャンル シミュレーション 発売元 コーエー 発売日 2000-8-3 価格 1980円(税別) 【TOP】【←prev】【SEGA SATURN】【next→】 信長の野望 戦国群雄伝 タイトル 信長の野望 戦国群雄伝 機種 セガサターン 型番 T-7658G ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1998-4-9 価格 5800円(税別) 信長の野望 関連 Console Game FC 信長の野望 全国版 信長の野望 戦国群雄伝 信長の野望 武将風雲録 MD 信長の野望 全国版 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 覇王伝 SCD-R 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 全国版 MCD 信長の野望 覇王伝 3DO 信長の野望 覇王伝 SFC SUPER 信長の野望 全国版 SUPER 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 覇王伝 信長の野望 天翔記 SS 信長の野望 天翔記 信長の野望 リターンズ 信長の野望 バリューセットシリーズ 信長の野望 天翔記 with パワーアップキット 信長の野望 将星録 信長の野望 戦国群雄伝 PS 信長の野望 覇王伝 信長の野望 天翔記 信長の野望 リターンズ 信長の野望 天翔記 with パワーアップキット 信長の野望 将星録 信長の野望 全国版 信長の野望 戦国群雄伝 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 将星録 with パワーアップキット 信長の野望 烈風伝 信長の野望 烈風伝 with パワーアップキット コーエー2002 SPRING PACK 三國志 VII 信長の野望 烈風伝 with パワーアップキット DC 信長の野望 将星録 with パワーアップキット 信長の野望 烈風伝 Wii 信長の野望 革新 with パワーアップキット 信長の野望 革新 with パワーアップキット&三國志 11 with パワーアップキット ツインパック Handheld Game GB 信長の野望 ゲームボーイ版 信長の野望 ゲームボーイ版 2 WS 信長の野望 for WonderSwan GBA 信長の野望 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) / ファミコン(箱説なし) ファミコン [with サウンドウェア (箱説あり)] プレイステーション セガサターン
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8063.html
信長の野望 天道 概要 前作からの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 信長の野望 天道 with パワーアップキット 特徴・評価点(PK) 総評(PK) 信長の野望 天道 【のぶながのやぼう てんどう】 ジャンル SLG 対応機種 Windows 98~XP、Vistaプレイステーション3Xbox 360 発売・開発元 コーエー 発売日 【Win】2009年9月18日【PS3/360】2010年3月4日 定価 【PS3/360】8,800円 廉価版 PlayStation3 the Best2012年1月19日/4,800円 判定 なし ポイント 道がテーマ 技術資源の奪い合いイベント少なしシリーズで最も手厚いチュートリアル女謙信 信長の野望シリーズ 概要 本作は「道」をテーマにしている。基本的なゲームシステムは前作『信長の野望 革新』をベースに作られている。 全国一枚マップやフルリアルタイム制などゲームの核となる部分は前作と同じで坊主停戦といった要素も含め、ルールの大半も共通する。 前作からの変更点 道の敷設 本作では武将に命令して部隊が移動するための道を作らなければならない。道のない場所を通ることもできるが移動が遅くなる。 マップには無人の集落や資源、諸勢力があるが、道を繋げると領地とすることができる。 ゲーム開始直後はあらゆる資源や集落などは未所属になっており、プレイヤー、CPUともにこれを支配下におさめるのが目的となる。 道は破棄する事も可能だが、城から集落へ通じる道が分断されると所有していた集落は無所属となる。 内政の簡略化 南蛮町・門前町・公家町が廃止され、村落・商人町・武家町・匠ノ町のみに変更。専用の施設を建設すると文化人がやってきて家宝を売ってくれる。 町並みの位置や種類はあらかじめ決められており、前作のように自由に設置することが出来なくなった。 技術の柔軟化 前作では特定の適性のある武将を集めたり、多くの学舎を作る事で開発する事が出来た技術だが、本作では、金銭と匠ノ町(Lv1~3)、上位技術の研究には高レベルの匠ノ町と1種~2種の資源生産地を支配する事で研究が可能になった。 加えて複数の技術を同時研究できるようになった。 技術の開発順も自由となり、資源と匠ノ町が揃っていれば、下位の技術を飛ばしていきなり上位の技術を研究する事も出来る。 技術研究に兵科適性が必要なくなり、政治力の高い武将に任せることが出来るようになった。前作では兵科適性が高いが、知力や政治力に難のある猛将が少なくなかったので開発に異様に時間がかかるという問題点をはらんでいた。 本作では技術が匠ノ町1つにつき1つずつ所有され、匠ノ町が他勢力に奪われるとその匠ノ町にあった技術も喪失するようになった。 資源生産地が必要な技術については資源生産地を奪われると匠ノ町が奪われなくても喪失する。 内政技術から兵糧・募兵・軍馬にかかわる技術が分離した「牧農」というカテゴリーが作られた。 築城の平等化 プレイヤーが奪い合う拠点である城の耐久度は、内政技術を獲得することで改築できるようになった。 自動調達 募兵・鉄砲調達・馬調達は、それぞれ「奉行」と呼ばれる武将を指定するとその武将が自動で行うようになった。 前作の革新PKから続投した形となる。 群雄覇権モード 前作の「地方モード」同様に全国ではなく、各地方を舞台としたモード。ただし、あらゆるシナリオを選択できた前作とは異なり、シナリオや大名は年代ともに専用の物となる。 関東甲信越では武田信玄、上杉謙信、北条氏康、真田幸隆による「三つ巴と六文銭」等、地方の大名にスポットを当てた形となる。 イベントも豊富でCPUの大名を滅ぼせば何らかのイベントが発生する為、どの大名も主人公になりうるほど内容が濃くなっている。 しかしながら、年代的にはすでに死んでいる尼子経久や朝倉宗滴といった武将が生きていたり、寿命は強制的に「なし」になる等、仮想シナリオに近い面も持つ。 伝承イベント 「上杉謙信女性説」や「徳川家康が影武者と入れ替わっている」といった異説を信じたものとしてゲームを開始する事が出来るようになる。これを有効にすると、該当武将が入れ替わり、顔グラフィック、能力値の他、歴史イベントなどに影響を及ぼす。 評価点 道を意識した戦略 本作はテーマが道であり、内政や軍事の全てにおいて重要となってくる。道を作らなければ町や資源を得られない。また軍事面も移動という足枷をくらい、防御側に防衛施設を作られるデメリットになり得る。 内政や軍事、そして「道の制作」という新たな戦略を生み出し、奥深い戦略性を生み出している。 また、道が繋がっていれば他国の町を占領することも可能。これにより、部分的に領土を奪い合うという現実の抗争を再現していると高評価。 戦闘で城は落とせなくとも、町並みを奪う事で敵国の収入を掠め取り、こちらの領土を広げる事が可能となった。 道を敷設するだけでなく、逆に道を撤去し、敵軍の進行を妨害するなどの戦略も可能。 また道を繋げるというシムシティ的な楽しみができるようになっている。 技術と資源の奪い合い 本作は技術が非常に重要である。技術によって兵科の強化や内政面の設備などに影響を与える。例えば畑や田畑を製作しても兵糧不足に陥るということもありえる。 本作は領有している匠ノ町や資源生産地の数が持ちうる技術の数に直結し、大勢力に有利なシステムとなったが、技術の喪失の概念が加わった事で相手勢力を技術面で弱体化させられるようになり、技術と資源の奪い合いというリアルな戦争シミュレーションが行えるようになった。 前作では技術が恒久的なものとなっていた為、大勢力が研究し終えてしまうと打つ手が無いという問題点があったが、本作ではそれが解消された。 程よい内政と軍事のバランス 内政面、軍事面もどちらも程よいバランスになっている。 手厚いチュートリアル 本作ではチュートリアルがいつもに増して項目が多く、また内容も氏康死後に跡を継いだボンクラな北条氏政を北条幻庵が指導していく内容となっている。 最強戦法「獅子天雷閃迅槍・絶牙」といったセリフが飛び出す等、全編にわたってギャグまみれだが、非常に細かい内容まで実演しながら学べるのでシリーズ一手厚いチュートリアルとなっている。 (チュートリアル内では)ボンクラ顔と酷い能力にされた北条氏政が賛否を呼んだが、本編では前作以上の名将となっている。 また、PKでは名将に成長した氏政が幻庵に変わってボンクラな氏直にPKの追加要素を教えるといった憎い演出もある。 濃厚なBGM 7作目の『将星録』より音楽を担当した山下康介氏が関わった最後の作品となるが、BGMは前作以上に磨きがかかっており、非常にクオリティが高い。 力強さにや華やかさに加えて儚さも感じさせる織田家等、勢力限定のBGMも多め。 賛否両論点 輸送 本作の輸送は輸送隊を送って前線に物資を届ける。なので時間がかかる。 これを面倒という意見、リアルで良いという意見に評価が分かれる。 兵数 かなり多く設定されており、一つの城で最大50万人を収容できる。関ヶ原の戦いで20万人が参加したことを考慮するとかなり巨大な軍となる。 あまりも兵数が多いという声もあれば、大軍を動かせて楽しいという意見もある。 問題点 傷兵 本作は戦闘に破れた兵士は大部分傷兵となる。勝てばその兵が得られる。 しかし、攻略に失敗すると攻めた兵数だけ敵に取られることとなり、かなり難易度が上がる。 そもそも傷兵と言えども再起不能や老年での引退などもあるのだからここまで多くの兵が徴兵できるのもリアルではない。 上記の通り最終的に巨大な軍となるが傷兵の仕様も原因である。 進行が遅い 一枚マップの為か進行が遅い。また移動も遅い。 外交の意味がない 極めて強硬的な勢力が多く、同盟や要請、勧告も全く成功しないことが多い。 圧倒的戦力差があっても徹底抗戦を挑む小勢力も多い。その割に攻め込むと停戦を申し込むことが多い。 勧告も能力が高くても失敗することが多い。 イベントが少ない 歴史的なイベントが少なく、ゲーム中にあまり盛り上がらない。 例えば包囲網や連合などを破っても何もイベントは無い。 使い回しのイベントも多く、秀吉の城壁の修理などが他の武将で多発する模様。 群雄覇権モードならばイベントも増えるのだが、どちらかといえば架空の色が強い為、賛否両論である。 微妙な伝承イベント 歴史の異説を信じて実現するというモードだが、実装されているのは「謙信女性説」「家康影武者説」のみ。 せめて、過去作にもあった「南光坊天海 = 明智光秀」といった異説も用意して欲しいものである。 影武者家康は影が薄い上に、なんといっても女謙信のインパクトが強過ぎるので、実質は謙信を女にするだけのモードになっている。 内政 街並みを自由に造れなくなったことにより、内政の自由度が低下。 総評 革新をベースに、道という概念と資源と技術のやりとり、という新たな戦略を加え、新たなるシミュレーションを生み出した。 一方で、外交やイベントなどはまだまだで総合的に凡作という出来である。 信長の野望 天道 with パワーアップキット 【のぶながのやぼう てんどう うぃず ぱわーあっぷきっと】 ジャンル SLG 対応機種 Windows 98~XP、Vistaプレイステーション3プレイステーション・ヴィータ 発売・開発元 コーエー 判定 なし ポイント 久々に「信長誕生」が実装 特徴・評価点(PK) シナリオは全国モード5本、群雄覇権モード6本が追加され、新武将はおよそ100人が追加された。 『蒼天録』以来久々に「信長誕生」シナリオが実装され、1世代前の武将達が大幅に追加された。 これにより北条氏綱も追加された為、群雄集結では北条五代が揃い踏みとなった。 「AIエディタ」により、大名の思考パターンに手を加える事が可能になった。 「勢力登場切替」というゲーム開始前に登場する勢力を設定するシステムが搭載。 「武家文化」「公家文化」「寺社文化」「南蛮文化」の4系統32種類(1系統につき8種類ずつ)の文化が登場した。 総評(PK) 天道のパワーアップバージョン。買うならこちらをおすすめする。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/13688.html
登録日:2011/09/06 (火) 21 21 06 更新日:2022/08/01 Mon 03 31 58 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 PC PS2 Wii ゲーム コーエー シミュレーション 信長の野望 地方格差 異色作 軍神強すぎ→PK化→弓強すぎ 革新 鬼畜ゲー 信長の野望 革新とは2005年にコーエー(現コーエーテクモゲームス)から発売されたシミュレーションゲーム 2005年に発売されたのはPC版で、2006年にはPS2版が発売 また、信長の野望シリーズお得意のパワーアップキット版も発売しており2007年にPC版のパワーアップキット、2008年にはPS2及びWiiでパワーアップキット(以後PKと表記)が発売された ★一枚マップ 今作の売りは何といってもこれ これまでのシリーズでは内政・外交や戦争はそれぞれ別々の時系列で行われていた しかし今作では、それら全てが日本の一枚マップにて行われる 内政や外交をしている間に別の武将達が兵を集めて他国に攻め込むこともできる 支配国が増えてくるといちいち全国でそれらを操作するのが面倒くさくなるだろう しかし、そういう時のために「委任」というコマンドがある これは内政や外交を任せたい国を選んで、金や兵糧・兵士などの物資を与えておけば自動的にそれら全てをこなしてくれる便利な機能 勿論戦争を仕掛けて欲しくない時ならそれを禁止することもできる ★箱庭内政 今作は箱庭内政だが天下創世の「町並みを作り→施設を建てる」と言うシステムを続投している。 ただし民の忠誠や治水などはオミット、簡略化されているのでスピーディーに進めることが可能。 一見簡略化のように見えるが1枚マップである事と他のシステムがシビアであるので上手く収まっているとも言える。 PKでは特産品を算出する奉行所と貿易システムも追加された。 ★戦争 今作では部隊を編成し行軍内容を指定した後は自動で戦闘が行われる。 勿論、ただ見ているだけでは どんな名将も敗北する ので闘志が溜ったら戦法を使ったり士気が落ちてきたら鼓舞(戦法の一つ、ほぼ成功する)や激励(城にいる留守番要因に頼む、有料かつ成功率低し)で士気を維持する必要がある。 また1部隊には武将を三人編成できるので短所を補ったり戦法の連鎖(必要闘志の高いものから順に連続で使用)を考えて編成する必要がある。 ★技術革新 天下統一のために必要なものは金、兵糧、兵士、人材、これらは当然だが鍵を握るのは技術 足軽、騎馬、弓、鉄砲、水軍、内政、築城、兵器の8のカテゴリーに分けられた技術が今作にはある 例えば足軽等の戦争に関する技術なら革新していくと部隊の移動速度が速くなる、攻撃力上昇、士気が上がりやすくなる等のメリットがありこれがなかなか馬鹿にならない というより技術を革新しなければ大軍を擁していてもアッサリ落ちるので革新は急務だったりする 技術革新をするには「学舎」というそれぞれの技術に応じた施設を建設する必要がある 革新する技術の段階によって必要な学舎の数が変わる 施設があるだけでは何にもならない、そこで技術革新をする適性を持つ武将三名集める 適性はD~SまであるがDでは技術革新は不可能 しかもSの適性を持つ武将もそう多くなく、いても技術革新の期間短縮に関わる政治のパラメーターが低いことが多い 上位の技術を狙うとなれば1~3年かかるなどザラにある また学舎自体も建築物の中ではかなり時間がかかる上に 適正がAの者が3人いないと建てることさえ出来無い(正確には建てるのも技術が必要) ので内政技術者がいないと技術革新は困難な物となる 更にPKでは貿易で友好を上げる事で「南蛮技術」という上記の技術とは違ったメリットのある技術を教えて貰うこともできる 南蛮技術は続投している技術革新と並行できるのもポイント (「しぃるど」とか「ぷれいとめいる」とか「びっぐくろすぼう」とか「ろんぐぼう」とか戦国らしからぬ物や「ふりんとろっくしき&ほいぃるろっくしき銃」に「かっぱんいんさつ」なる時代背景は?的な技術もあるが…) ★難易度 恐らく歴代最高難易度 それは慣れない内は内政にばかり時間をかけてその結果他国の守りが堅くなったり、すぐに攻め込もうにもあっさり返り討ちにあう等がこれまでのシリーズに比べてずっと多いから 早まってもいけないしモタモタしても駄目 戦況を理解するのは簡単じゃないのだ また自国が勢力を拡大すると各地の大名が包囲網を敷いてくるのでかなり鬱陶しくなってくる ★シナリオ 最初から5つのシナリオが用意されており、いずれかの時代からプレイを開始する また各地方の統一のみが目的という短時間プレイに適した地方統一モードもある ・尾張統一(1555年) 織田信長が父信秀の念願尾張統一を果たして尾張斯波家を追い出した時期 同盟を結んでいる斎藤家、そして東の今川家に不審な動きが……… ・龍虎相撃つ(1561年) 桶狭間の戦いで今川義元が散り、松平元康(徳川家康)が岡崎に根城を構える そして武田信玄と上杉謙信が川中島でぶつかろうとしていた…… ・義弟離反(1570年) 浅井長政の裏切りにより、織田信長に包囲網が敷かれる 同盟している家康も拠点が岡崎城しかなくまさに四面楚歌 ・夢幻の如く(1582年) 日本史的に有名な本能寺の変が起こる 歴史イベント無しの織田軍なら確実に天下を取れる ・群雄集結(1557年、仮想) 本来ならば生きていない織田信秀や本願寺蓮如、北条早雲等が生きていたり、生まれてもいない伊達政宗や真田幸村がいたりやりたい放題な仮想シナリオ 羽柴秀吉、柴田勝家、明智光秀が織田信長の配下ではなくバラバラに陣取っている ★主な大名 尾張統一(1555年)での主な大名達 一部説明書からの記載有り ・太田家 生涯を通して北条家と戦った太田資正が大名 技術は大したものがなく、西に武田信玄、南に北条氏康の名門がいて大ピンチ まずは何とかして北の長野業正と同盟を結ぶべし 北条からの攻撃は櫓で耐える、そして武田の攻撃は停戦で耐えよう 余裕ができたら足利や里見を潰す、運がよければ北条も潰せるかもしれない ・織田家 言わずと知れた織田信長が大名 人材は優秀、技術は鉄砲に長ける 東の今川家が最大の恐怖だがそれを越えれば自ずとやるべきことが見つかる あの桶狭間の戦いが起きれば……! 上杉家(長尾家) 公式チート家その1。 領地には金山銀山が数ヶ所存在するため、財政は安定。 さらに、家臣も統率・武勇に長けた者が多く、大名の上杉謙信に至っては統率120・武勇105と正に軍神。 (統率、武勇、知略、政治の各パラメータは家宝などによる補正を除き、上限が120である) 欠点をあげるとしたら、知略の高い武将に恵まれていないぐらい(1555年だとこの欠点も解消されている) 普通に(騎馬や足軽で)攻撃しているだけでも下手をすれば4桁の兵士を倒し、戦法発動で4~5千も削っていくのを見れば凄さが解るというものである (PKの諸勢力は上杉対策であるというのが定説となる位である) 無印版では騎馬の技術を習得していき謙信(勿論知力要員や連鎖要員も随伴)が突撃すれば大抵の武将も城も壊滅するので初心者向きの勢力では最もプレイしやすいと思われる。 武田家 公式チート家その2。 上杉家同様、領地には金山銀山が複数存在する。 家臣団は上杉家に比べると武勇で劣るも、統率はほぼ互角。 知略や政治面では上杉家以上とまるで死角がない。 家臣の中でも真田幸隆…と言うより真田の武将はほぼチートである。 武家としての欠点を挙げる方が難しい…。 と思われがちだが、弱点が存在する。 それは「年代」である。 1570年代になると武田家が誇る優良武将の大方が寿命を迎える年なのである。 何より、上記の上杉と隣接しているので迂闊に進行すると牙を向かれるという恐怖にも苛まれる 家臣団が優秀だとしても謙信の破壊力の前には為すすべもなく壊滅させられてしまう上に国力が下回っているシナリオが多いのも難点となっており実は初心者には厳しかったりする。 ・島津家 史実では南九州を征した島津家 一門には島津四兄弟(家久はまだ)をはじめ彼らの父貴久、その父日新斎と優秀な人材が多い 鉄砲技術に長ける なるべく素早く肝付、伊東を潰し同盟が切れたら相良を潰す そして収入はきちんと確保しよう、人材が優秀ということは金がかかることになるからだ 南九州を征したら大友との決戦の覚悟を決めるのみ 織田家と並んで初心者向けな大名…と思われがちだが九州は激戦区で大友家や龍造寺にも猛将、知将が存在し勢力拡大していくのである程度の見通しを立てることは必要 ・北条家 公式チート家その3 と言っても上杉武田に比べれば武将の平均能力は高くないが北条氏康の存在が大きい 氏康の平均能力は全武将中トップクラス まずは太田を潰し、長野や里見を潰して関東の覇者を目指すのだ ただし、その間に同盟が切れる武田に要注意 技術は内政に長けるが戦争に勝つためには足軽技術を革新するといい 内政技術はそれからでも遅くない ・今川家 弓技術に長け、国力もなかなか 太原雪斎をはじめ人材もそれなりで後ろは同盟している武田と北条、更に松平家が従属とウハウハ 織田家を攻めればいいだけだが、今川義元が軍を率いて織田家に攻め込むなら太原雪斎を部隊に加えておくこと 雪斎がいないと桶狭間で義元が死にます それを除けばこのシナリオで有力な大名の一つである。 PKなら弓を極めると鉄砲マンセーの織田家をひねり潰すのが更に容易になる。 ・松平家 桶狭間で義元が討ち死にすると暫くして松平元康(徳川家康)が岡崎城で独立 事前に駿府城などの兵力を岡崎城に移しておくと今川家を潰すのが簡単になる しかし問題は北に武田、東に北条という名門がいること 狙われやすい駿府城の守りは崩してはならない ・三好家 阿波、堺を領地に持ち人材・収入がいいことや周りに強敵がいないことから天下統一しやすい ……が、1560年頃から寿命が近い武将が多い 武田家よりも素早く勢力拡大を目指して長寿で優秀な人材を確保しよう とりあえず四国を制覇して近畿一帯の掌握が目標 ・伊達家 当然まだ伊達政宗や片倉重長はいない 人材もお世辞にもいいとは言えず、東北は制覇していっても官位は貰えない 尾張統一での伊達家の難易度は高いと言える だが北の斯波や西の宇都宮は大したことはない 毛利家 三矢訓や開始時の「当家は弓の技術に優れて…」の台詞から弓に独自技術が!!! …と思わせておいて特殊技術は水軍にある残念な家 (なお、弓の独自技術は今川と足利です) とは言え弓に対する適性が高いので技術を伸ばしておいて損はしないだろう 知略に優れた武将が多めで浪人も多く出やすいのもメリットである とは言えやはり一線級の家と比べると小粒感は否めない(四国では長宗我部と張り合えるが) …がPKによって弓が異常に強くなった事が追い風となり上位に食い込めるスペックの家となった 余談だが、某笑笑動画には長尾家、武田家に恐ろしい条件を加えた上で統一を目指す動画がある。 条件のいくつかを紹介する。 長尾家、武田家の武将の登用、処断、引抜禁止 両家の武将超絶強化 両家の支配する城の兵力500000 他にも条件はあるが、ここでは割愛する。 興味がわいた方は「織田家の野望」で調べれば幸せになれるだろう。 追記修正よろしくお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 次作の天道でも言えることだけど、このゲームのキーワード、それは「れっつ火事場泥棒!」(某サイトより -- 名無しさん (2013-09-07 14 32 26) 改造スレが一番盛り上がった作品 -- 名無しさん (2016-02-13 12 04 24) PK -- 名無しさん (2016-04-02 15 30 49) ↑記述ミス PKはツッコミどころだらけだったな。「貴様らの戦法など我らがシールドの前には無力だ」とか「大砲より遠くまで届く」矢とか牛とか戦国時代の凄さが滲み出てた(笑) -- 名無しさん (2016-04-02 15 33 36) OMIKATAの記述が必要な気がする -- 名無しさん (2016-04-02 15 57 35) ↑と言うか信長の野望でシステム上起こる理不尽、笑ったり突っ込んでしまう面をまとめて記載する「ここが変だよ信長の野望」みたいな項目作成してもいい…と思うけどニコニコ百科とかぶるしなぁ… -- 名無しさん (2016-04-02 16 13 27) ↑2 弓の項目参照 -- 名無しさん (2016-04-07 21 27 19) 信長の野望じゃなくて、信玄の野望だと思ったりする -- 名無しさん (2016-11-17 23 30 28) ここからなんだよな、チュートリアルが面白くなってきたのはww -- 名無しさん (2016-12-30 18 31 31) PC無印、細々とした調整が入ったCS無印、そしてCS無印ベースで追加要素が入った両PK、とそれぞれでゲームバランスが全く違う顔を見せる。PK追加要素は色んな意味でバランスが変な方向にぶっ飛んでいるので、ゲームバランスとしては騎馬が弱体化したCS無印が一番纏まっているような気がする -- 名無しさん (2020-04-26 02 48 34) 野望シリーズは歴史破壊しまくるのばっかしかない。コーエーは誠歴史の破壊者よのう -- 名無しさん (2021-05-18 12 32 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/orenorpg/pages/85.html
タイトル 信長の野望 ジャンル SLG 対応機種 PC SFC PS etc 外見 ポートレイト選択 装備 なし セリフ あり(汎用) ボイス なし(後期作品あり。選択式) 育成 行動によって成長 信長の野望は覇王伝パワーアップキットから「新武将作成」ができるようになった。所謂「三國志Ⅲ事件」以降はパワーアップキットの追加販売が恒例になり、キャラクターメイクは内部データにまで及ぶようになったが、一方で5桁に届く価格を年二度もぶん取る商法が「光栄商法」として当時から悪名高い。ゲーム自体の出来も年々悪くなる一方、キャラメイクの幅が増している気配もないため、過去三作あたりで自分に会う作品を見つけて遊び込むのが主流になっている。(同社の「三國志」も5.7.9の三作品が人気。信長の野望の場合は天翔記・天下創世・革新)ちなみにここの信者は「今作は酷かったが次回作に期待して☆5」などといったトンチキなレビューを方々に撒き散らして情報の信憑性を落とす連中ばかりでなく、社員も「道端で寝るオモシロス」「糞藝爪覧」「竹島は韓国領」など多くの問題をやらかしているので「新作の好評」は鵜呑みにしないように。 シリーズ寸評 覇王伝 パワーアップキット(PK)から新武将作成機能が登場。 天翔記 「内政無視で延々戦争しなくては勝てない」というトチ狂った作品。「誰が勝つかわからない」面が高評価され、動画サイトでレースが行われるほど人気。 将星録 - 烈風伝 - 嵐世記 「俸禄不足で武将が次々と下野していく」というトチ狂った作品。天翔記のように愛される要素はなし。 蒼天録 嵐世記の後だけに有料デバッカー達も戦線恐々だったが、案の定クソゲーでした。 天下創世 将星録以来の「城下町の町並み」をいじれる箱庭系で内政好きに好評。一方で戦争のAIが致命的にバカな上、PS2ではプレイヤー操作に遅延が掛けられる超絶クソ仕様。 革新 三国志Ⅸのような一枚マップの全面戦争ゲー。3作品ダメが続いたためか純粋に楽しめたが、竹島が存在しない上、病的に強力な苗刀など韓国面に堕ち気味。 天道 革新の正当進化が望まれたが、三国志シリーズと同じく「鍛え上げられた信者にしか購入されないクソゲー路線」を突き進む。 創造 バグ満載の未完成品。武将のキモオタ化が半端ない。PKで多少進化するも「戦争ゲーならば天翔記か革新で十分」。CPU放置では信長圧勝という始末。 全部主観でクソゲーって言ってるだけじゃん -- 名無しさん (2017-03-30 20 46 14) 辛口評価気取ってんのか知らんが実際は貶してるだけだな -- 名無しさん (2018-07-21 21 22 26) 名前 コメント